こんにちは、DojwyのYUKOです。
今日はアイディアや学びを形にすることが難しいと感じる方々に、意識してほしいポイントについてお話ししたいと思います。
こんな悩みをお持ちではありませんか?
- やりたいことや頭の中にアイディアがたくさんあるのに、それを形にできない。
- 忙しさのために頭の整理ができない。
- 学びをインプットすることはできるけれど、アウトプットする段階になると行動に移せない。
こうした悩みを抱えている方は、意外にも多いのではないでしょうか。
私自身もその一人です。
オランダ滞在中に、子育てや教育、コーチング、働き方など、様々な分野で日本とオランダの違いを見聞きしている今、それらを形にして発信したいと思っているものの、頭の中で構想は浮かんでいてもなかなか形にできないという状況にいつも悩まされています。
エグゼクティブコーチとの出会い
先日、エグゼクティブプロコーチとの出会いがありました。
その方は、日米の最高峰大学・大学院ご出身で、世界的な外資系企業のトップを経てコーチとなった方です。
彼の頭の回転の速さや情報量の凄まじさに感銘を受けましたが、私は話についていくのが精一杯の状態でした。そんな中、私と一緒にいた他の方が次のように尋ねました。
「仕事の質を上げるために勉強しているけれど、時間がなくてどう整理して活かせばいいかわからない」
インプット2:アウトプット8
すると、コーチはこうアドバイスしました。
「インプットが2、アウトプットが8を心がけよ。」
考えすぎてしまう人は、知的思考が高く、アイディアや発想が豊かな一方で、阻害要因や障壁についても考えが及ぶ傾向がある。
それにより、アイディアを形にするのに時間がかかり、なかなか行動に移せないことがよくある。その結果、アイディアが実現する頃には時期が遅れ、新鮮味を失ってしまう。
だから、インプット2:アウトプット8を意識して行動することが肝要だ、と。
完璧を求めない
最初、「インプットがそんなに少なくていいの?」と感じましたが、「2:8ぐらいにしておくべき」という感覚が、次に進むためには必要なのかもしれません。
確かに、阻害要因を考えすぎて行動できないことはよくあります。
しかし、全方位に対応することは不可能であり、全方位で対応できると思っていること自体が思い上がりなのかもしれません。
当然のことながら、抜き差しならない状況に陥るのを避ける努力は必要ですが、万全を期しても、素人が完璧なものをつくることは難しいのです。
したがって、完璧を求めることにこだわりすぎず、行動を起こすことの方が重要であり、インプットをどの程度にするか、どこで区切るかを考える必要があるのだと思います。
インプットの正体
さらに、コーチの次の言葉がとても印象的でした。
「インプットする時間は幸せな時間だ。新しいことを知ることは、脳にとって幸せな時間だから。しかし、その幸せに浸りすぎると、本当の幸せをつかめない。」
なるほど!
私は、インプットすることで良いものを提供しようとしていたつもりでしたが、実際には単にその幸せに浸って、前に進めなかったのではなく、進まなかったのかもしれません。
そして、楽しいことに時間を費やしすぎて、「何のために学んでいるのか」「それをどう活かしたいのか」という重要な点を見失っていたように思います。
まとめ
今、頭の中にアイディアが湧き上がり、整理ができないと感じている方々へ
まぼろしの幸せに浸るのではなく、本当の幸せを掴んでください。
「インプット2:アウトプット8」を心がけて、早々にアイディアを形にする段階に行動をシフトさせることをお勧めします。