こんにちは。
今回は、ここ数年注目されている「レジリエンスについて」、水平開きノートで知られる中村印刷所の中村輝雄社長をお手本にしてお話したいと思います。
レジリエンスとは?
レジリエンスとは、簡単に言うと「回復力」や「逆境に負けない心」を指す心理学用語です。
複雑化する社会環境の変化に「適応する力」として、ビジネスや学校現場など様々なシーンで注目されるようになりました。
水平開きノート
さて、おじいちゃんのノートで知られる「水平開きノート」をご存知ですか?
株式会社中村印刷所が開発した特許技術で制作された真っ平らに開くノートのことです。
私は大ファンで、かれこれ7年愛用しています。
水平開きノートにライバル登場
昨年末、この水平開きノートに強力なライバルが出現しました。
コクヨの「キャンパスフラットノート」です。
人気のキャンパスシリーズからの発売商品ですから反響は大きいものでした。
一部水平開きノートファンからは、特許を懸念する声もありましたが、大手企業さんの商品ですので特許権問題はクリアされているであろうことは想像に難くありません。
しかし、諸事情もあったのでしょう。
当時、中村社長はXで悔しさを滲ませ、「夜も良く寝られない」と心境を吐露しており、ネットニュースで話題になっていました。
社長と親交のある私は、オランダでその記事を見るにつけ、心を痛めておりました。
おじいちゃんのレジリエンス
ところが、年が明けて社長と連絡を取る機会があったのですが、社長はすでに新しい目標に向かって走っていました。
「脳を活性化させ、記憶力を向上させるOKシナプスのノートがコラボで発売されるんだよ!」
「集中力を高める力があることが東大の学生さんを対象にした研究成果としても報告されたんだよ!」
と実証実験の内容も説明してくれました。
私の心配などどこ吹く風で、大変明るくお元気で、精力的でした。
どこからその力がくるのか
この力はどこからくるのでしょうか。社長の特徴である以下3点に注目してみました。
- 社長には夢と自信がある。だから、どんなにくじけてもまた立ち上がる。
- 「コラボする」「新しい実証実験をする」など発想を切り替えて新しい道を見つける。
- 社長を応援する仲間がたくさんいる。
実はこれらは、すべてレジリエンスを高める要素と一致しているんです。
レジリエンスの高め方
レジリエンスを高めるためには、内的システム(精神的側面)と、社会的システム(人間関係やつながり)の2つの側面からのアプローチが必要であり、特に次の3つの要素が大切だと言われています。
- 自己効力感を高める:自分はできる、乗り越えられると自信を持つ力です。
- 思考パターンを変える:ものの見方を変えてみる力です。
- 社会性を高める:周囲とつながりをもち、サポートしてもらえる関係性をつくる力です。
レジリエンスを鍛える
社長の人生が記された書籍を拝読しましたが、これまでどんなに大変な状況に見舞われても、何度でも立ちあがって、気持ちを切り替えて歩き続けてこられていました。
こうした数々の失敗やつらい経験を通して、社長はレジリエンスを高め、鍛え上げてこられたのだろうと推察します。
80歳を過ぎても、その鍛え上げられた精神を維持し続けており、2020年には文部科学大臣から「創意工夫功労者賞」も受賞されています。
後進は大いに学ぶところがあると感じます。
エールと宣伝
最後に、大ファンとして、水平開きノートの良さと応援の気持ちを記させてください。
中村印刷所さんの強みの1つは、オリジナル制作が可能な所です。
大手企業さんのように量産化はできないかもしれません。
でも、希望のデザインやサイズでユニークなオリジナルノートを作ることが出来ます。
中でもOKシナプス「脳スッキリノート」のオリジナル制作は人気があり、ビジネスマンや進学校父母会からのお問い合わせも多いと聞きます。
OKシナプス「脳スッキリノート」は私も長年使っており、お気に入りです。
書いたことが頭に入るような気がするのはもちろんですが、書く感触も好き。
そして何よりブルーの色味が心落ち着け、やる気にさせてくれると感じます。
「青色で表面に凸凹がある紙に集中力を高める力がある」からでしょうか。
いつかこのOKシナプスを使った『Dojwyカウンセリングノート』を作っていただきたいと思っています。
米・中・EU・英でも特許を取得している、日本を代表する技術で作られた水平開きノートです。
ご興味あればご利用いただけたらと思います。
参考記事
【ノートのプロに聞いた】見開きいっぱいに思考が広がる「脳スッキリノート」社会人におすすめの活用術 – STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習